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TBSと「Tokyo Otaku Mode」が提携開始
SNS連動で人気アニメや『SASUKE』グッズのEC事業を世界展開！
2015.03.05
TBSではアニメや漫画、ゲーム、音楽など、日本のポップカルチャーを世界に向け発信しているTokyo Otaku Mode（トーキョーオタクモード、以下ＴＯＭ）と提携し、ＥＣ（Electric Commerce：電子商取引）事業とＳＮＳ連動で全世界向けに展開することで合意した。 各種ＳＮＳ（ソーシャルメディア）を通じて、日本のポップカルチャーに関する情報を英語で発信しているＴＯＭ。公式Facebookページは、全世界からファン数１，７４８万人超（３月３日現在）を有し、ＥＣ部門で、iTunesとAmazonに次ぐ世界３位の規模を誇る。一昨年からは、ＥＣサイト「Tokyo Otaku Mode Premium Shop」を開設し、アニメ関連グッズや、クリエイターとのコラボで独自に商品化したオリジナルグッズを世界に向け販売しており、すでに１００か国近くに販売実績がある ＴＢＳは昨年、自社アニメ関連グッズを販売するオンラインのアニメ専門ショップ「アニまるっ！」を開設し、国内向けのＥＣ事業を展開している。『けいおん！』や『ハイキュー！！』など自社で放送したアニメ約１００作品の関連グッズ約２，５００種類の販売に加え、サイト限定のオリジナルグッズや先行販売などで人気を博している。 ＴＢＳでは１９６０年代以降５０年あまりにわたり積極的に海外展開に取り組んでおり、アニメ作品も９０年代以降多数の作品を輸出。近年は『甘城ブリリアントパーク』や『中二病でも恋がしたい！』などのシリーズ作を、アジアだけでなく欧米を含む世界１００を超える国・地域に放送や配信向けに販売すると同時に、台湾や中国で現地向けアニメ商品のライセンスや、欧米を含む各国に現地向けのＤＶＤやBlu-rayの販売も手掛けている。また、株式会社グッドスマイルカンパニーなどのオンラインショップを通じて、『Ｔｏ ＬＯＶＥる』や『ひだまりスケッチ』のフィギュアなど玩具も販売しており、いずれも各国で人気を博している。 そんな状況のなか、近年日本市場向けに販売されている関連商品に対し海外のファンから購入希望が寄せられるなど、海外需要も増えており、今回、ＴＯＭと提携することで、増加傾向にある海外からのグッズ需要にもより柔軟な対応が可能となった。 まず『けいおん！』や『ローゼンメイデン』のアニメ関連グッズから「Tokyo OtakuMode Premium Shop」にて販売を開始、ＴＢＳアニメ関連商品特設ページも３月２日に開設した。今後作品数、商品数ともに順次増やしていく予定だ。 さらに、アニメ関連商品だけでなく、海外にも熱狂的なファンが多くいまや世界的な人気となっている『ＳＡＳＵＫＥ』の関連グッズも世界向けに販売開始する予定。 ＴＢＳの海外事業公式Facebookも２６万人超（３月３日現在）のファンを有しており、ＴＯＭとの提携による世界向けのＥＣ事業を、海外からの多数のファンを有する両社の各種公式ＳＮＳサイトと連動させ、より一層の相乗効果を図る。 ＴＢＳでは、これまでのアニメの海外展開に加え、中国ＩＴ最大手「騰訊控股有限会社」（英語：Tencent / テンセント)が運営する無料通話メッセンジャーアプリWeChat（ウィチャット）に、アニメ『境界の彼方（きょうかいのかなた）』のキャラクターを公式提供するなど、新しい展開を見せている。今回のＴＯＭとの全世界向けＥＣ事業やＳＮＳ連動で、既存展開に加え、世界市場を視野に入れた新たなグローバル展開に拍車をかける。 |
