『SASUKE』初の中東版、トルコ現地制作版も誕生！

2014.10.08

TBSの大型スポーツエンターテインメント番組『SASUKE』の現地版制作が拡大している。

『SASUKE』初のヨーロッパでの現地制作版となる“Ninja Warrior Sverige”（ニンジャ・ウォリアー・スウェーデン）に続き、このたび、初の中東現地制作版となるトルコ版“Ninja Warrior Turkiye”（ニンジャ・ウォリアー・ターキー）も実現した。　トルコ初の収録は、9月11日（木）から首都イスタンブール郊外で行われた。

トルコ版は、世界で大ヒットしている“Got Talent”や“The Voice”などのトルコ版を制作し成長著しい同国のAcun Medya （アキュンメディア）社、スウェーデン版の制作も手掛けたEccholine社と米ATS社が制作を担った。8月中旬に行われたスウェーデン版制作には、プロデューサーを始めとするAcun　Medya関係者も参加。その後、スウェーデン版で使用したセットを、5日間かけてコンボイでトルコまで陸路輸送したため、スウェーデン版制作から、わずか1ヶ月あまりでのトルコでの現地制作実現となった。今後、トルコ国内各地でも予選を行う予定。

トルコは収録から放送までのポスプロ期間が短く、9月17日（水）から、毎週水曜と金曜の週2回、地上波TV8のG（ゴールデン）帯午後8時からレギュラー放送を開始している。8月に収録された欧州初の現地制作版“Ninja Warrior Sverige”は来年初頭放送開始予定のため、トルコ版の方が、先に現地放送されたことになる。

“Ninja Warrior”を含むSASUKEの販売先は、157の国・地域に達しており、販売先はアジア、欧米各国をはじめ、旧共産圏やアフリカ、中東、中南米諸国など世界5大陸に及んでいる。また、『SASUKE』の現地版制作は、先行しているアジア（マレーシア、シンガポール）やアメリカに続き、ベトナムでの制作が発表されている。また、トルコでの現地版制作は初の欧州現地制作版となるスウェーデン版に続き、初の中東現地制作版となり、現地制作も、日本を皮切りに、これで日米欧亜中東に拡大することになる。今後、地続きである欧州方面の特性を生かし、今回のように、同一セットを各国に移送しコスト削減することで、欧州の他の国々での制作も目論んでいる。

アメリカでは、現地制作版“American Ninja Warrior”のシーズン6が、これまでのシリーズを上回る大ヒットを今夏収めており、早くも来年のシーズン7の制作も決定している。Facebookでも、"Ninja Warrior"公式サイトは、すでに107万人を超えるファンを獲得している（10月7日現在）。日本発祥のスポーツ・エンターテインメントとして、時間の経過と共に益々世界規模で高まるSASUKE人気、いったいどこまで人気拡大するのか、まだまだ頂きは見えない。