TBS『SASUKE』、今度はベトナムでフルスケール現地版制作！

2014.06.05

TBSの大型スポーツエンターテインメント番組『SASUKE』が、今度はベトナムで現地制作される。

ＴＢＳとベトナム国営放送局ＶＴＶ（ベトナムテレビジョン）は、６月５日、ベトナム・ホーチミン市内で開催されている国際テレビ見本市Telefilm2014（テレフィルム2014）において、『SASUKE』のベトナム現地版『SASUKE VIETNAM（仮）』を今年度内にベトナム国内で制作、放送すると発表した。

TBSも出展参加しているTelefilm2014会場内のVTVの特設スペースには、『SASUKE』の人気エリア「反り立つ壁」と「ターザンロープ」のセットが原寸大で登場した。屋内会場での存在感は、ベトナム国内で『SASUKE』が制作されることを大きく印象付けている。発表はTelefilm2014の開会宣言を行ったVTVのミン社長が、セット前で公式に発表。この模様は、現地のニュース番組でも取り上げられた。

『SASUKE』ベトナム現地制作版は、TBSの『SASUKE』と同規模の第4ステージまであるフルスケールのセットを同国内に建設し制作される予定。番組は、今年度内に連続シリーズとして放送予定。ベトナムの制作陣は、既に２月にマレーシアで開催された『SASUKE ASEAN OPEN CUP』や、５月に緑山スタジオで行われた『SASUKE RISING』最新話の収録も視察しており、万全の態勢を整えている。

『SASUKE』の放送実績は、アジア、欧米各国をはじめ、旧共産圏やアフリカ、中東、中南米諸国など世界5大陸157の国・地域に達している。現地版制作も拡大しており、今回はアメリカ、マレーシア、シンガポールに続く4カ国目。第4ステージまで制作するフルスケールでの制作は、アメリカ現地制作版“American Ninja Warrior”の決勝の舞台としてラスベガスに制作されたものに続き海外では2例目、東南アジアでは初となる。