TBS『SASUKE』初の国際大会開催

2014.02.24

TBSの大型スポーツエンターテインメント番組『SASUKE』史上初となる多国籍間の国際大会『SASUKE ASEAN OPEN CUP 2014 （SAOC：サスケ・アセアン・オープン・カップ）』が、2月21日（金）〜23日（日）まで、『SASUKE』を国策として支援するマレーシアで開催された。

SAOCでは、従来の『SASUKE』とは異なり、『SASUKE』の障害物をクリアするために必要とされる身体能力別に、「ハング」系、「ジャンプ」系、「パワー」系の3つの種目別に競技化。個人種目別、個人総合、国別対抗戦の3部門でタイムを競った。競技には、アジア各国だけでなく、欧州や北米も含む各国から200名を超える選手が参加し、3日間にわたり熱戦が繰り広げられた。

3日目に行われた国別対抗戦には、開催国のマレーシアやシンガポール、インドネシア、ブルネイのASEAN4カ国に加え、アメリカ、台湾、日本の合わせて7つの国と地域が参加。最大5名で構成された各国の代表チームが全3種目を行い、それぞれ上位3名の成績を集計、種目別順位のポイント制で競われた（1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイント、同ポイントの場合、合計タイムの少ない順）。その結果アメリカが金メダル、次いで日本が銀メダル、開催国マレーシアが銅メダルに輝いた。

『SASUKE』と『SASUKE』のアメリカ版“Ninja Warrior（ニンジャ・ウォリアー）”は、アジアや欧米各国だけでなく、旧共産圏やアフリカ、中東、中南米諸国など世界5大陸、157の国と地域でこれまでに放送されている。現地版制作も、アメリカ、マレーシア、シンガポールで行われ各国で人気を博すなど、今後、他国にも広がる様相を見せている。今回、「日・ASEAN友好協力40周年記念事業」の認定も受けた国際大会SAOCが開催されたことで、『SASUKE』はテレビ番組としてだけではなく、今後、世界的なスポーツ競技としての広がりも期待される。

Final Results: 個人・部門別 (SASUKE CLIMB)

1st: Drew Drechsel 　 (USA) 14.34 秒

2nd: Wang Jun An 　 (Taiwan) 16.84 秒

3rd: David Campbell　 (USA) 17.76 秒

Final Results: 個人・部門別 (SASUKE HANG)

1st: Drew Drechsel (USA) 38.78 秒

2nd: 森本　裕介 (Japan) 40.27 秒

3rd: Awg Mohd Hasnal Husna Bin Ahmad (Brunei) 44.26 秒

Final Results: 個人・部門別 (SASUKE POWER)

1st: Drew Drechsel (USA) 9.24 秒

2nd: Alan Connealy (USA) 9.71 秒

3rd: 高橋　賢次 (Japan) 11.21 秒

Final Results: 個人・総合

1st: Drew Drechsel (USA) 62.41 秒

2nd: 森本　裕介 (Japan) 73.71 秒

3rd: Awg Mohd Hasnal Husna Bin Ahmad (Brunei) 79.83 秒

Final Results: 団体戦（国別代表戦）

1st: アメリカ

2nd: 日本

3rd: マレーシア