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TBS『SASUKE』にハリウッドがオリジナル楽曲提供!

2013.06.19

世界でも人気が拡大している『SASUKE』に、また前代未聞の展開!今度は、なんとハリウッドで活躍する作曲家たちが『SASUKE』のためにオリジナル・スコアを書き下ろした!

『SASUKE』にオリジナル・スコアを提供したのは、ハリウッドで数多くの映画音楽やテレビ音楽の作曲を手掛けるDeddy Tzur(デディ・ツァー)氏とAriel Blumenthal(アリエル・ブルメンタール)氏。ツァー氏は、Fox International ChannelsやNational Geographic Channelのテレビ・シリーズやドキュメンタリー作品の作曲や楽曲プロデュースの他、映画やビデオ・ゲームの作曲も手掛ける。一方のブルメンタール氏は、ショート・フィルム作品の作曲の他、オーケストラ楽曲も手掛ける。彼らの代表作は、『アダムス・ファミリー・リユニオン』(出演:ダリル・ハンナ他)、『プリティ・パースエイジョン』(出演:ジェームズ・ウッズ他)。また、今年公開予定の『ザ・ヒート』(出演:サンドラ・ブロックほか)や、全米で人気の大ヒット番組『アメリカン・アイドル』、『ザ・バチェラー』なども手がけている。

日本のテレビ番組にハリウッドが楽曲提供するのは、史上初。『SASUKE』アメリカ版"Ninja Warrior"と、スピンオフ・シリーズの"American Ninja Warrior"が、爆発的人気と知名度を博していることもあり作曲を快諾したもの。

今回、両氏はオープニングやエンディング、『SASUKE』全4ステージのテーマ曲など、主要楽曲を含む全12曲を書下ろした。ハリウッド映画のサウンド・トラックのように、オーケストラ調でバックコーラスもあるテンションが上がる重厚長大な楽曲ばかりだ。これらの楽曲は、6月27日、よる7時からTBSで放送される3時間特番『SASUKE RISING 2013』で披露されるほか、番組宣伝などにも活用される。選手たちの活躍にハリウッドの音楽が融合する様は見ごたえがある。

現在『SASUKE』は157の国と地域で各国版が放送されているほか、アメリカやアジア各国では現地版制作も年々拡大している。音楽著作権を保有することで、これまで著作権処理がネックとなって海外展開が困難だった、配信を含むオールメディアでのグローバル展開ももくろむ。今後は番組販売や共同制作だけでなくオリジナル楽曲を積極的に提供し、音楽面でも世界展開を図る方針だ。

『SASUKE』は1997年に『筋肉番付』のスペシャル番組として登場以来、TBSの看板番組の1つとして期末・期首や正月の特番で放送され、17年目となる現在まで人気が続いている。おととし夏には、アメリカ現地版"American Ninja Warrior" シーズン3が、日本の実写コンテンツとして史上初めて、地上波NBCとケーブル局G4のゴールデン帯で同じ時期に放送された。またNBCが昨夏放送したシーズン4は、昨年、同局で最も成功を収めたシリーズの1つと評されている。今夏、7月1日からは、シーズン5が、再び2つのネットワークで同時期に全米放送される。

アジアではおととしのマレーシア、昨年はシンガポールで現地版制作が始まり、ともに高い視聴率を獲得した。今年11月には、国際イベント『SASUKE ASEAN OPEN CUP 2013』(サスケ・アセアン・オープン・カップ 2013=仮称)を開催することが発表されている。このイベントは、外務省の「日・東南アジア諸国連合(ASEAN)友好協力40周年記念事業」の認定を受け、日本とマレーシア両国政府の支援の下、インドネシアやタイなどASEAN加盟10か国を中心に全世界から出場者を募るという大規模なイベントになる。

一方、今年4月には英語対応の『SASUKE』公式YouTubeを立ち上げた他、先月には、北米市場で"Ninja Warrior"のスマホ・アプリもローンチした。海外番販から、共同制作を含む現地制作、SNS、ゲーム、そして音楽と、『SASUKE』はグローバル展開を加速させている。