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官民共同で日本の番組"企画力"を海外へ輸出
日本政府・民放・ＮＨＫ、カンヌでオールジャパンイベント第ニ弾実施へ
2013.03.28
昨年10月にフランス・カンヌで初めて開催したオールジャパンのイベント「TREASURE BOX JAPAN〜NEW FORMATS DINNER」に続き、第二弾となる「TREASURE BOX JAPAN〜WORLD PREMIERE! BRAND NEW FORMATS!」（トレジャー・ボックス・ジャパン ワールド・プレミア最新フォーマット）を4月7日、同じくカンヌで開催いたします。今回は、前回のＮＨＫ・日本テレビ・テレビ朝日・ＴＢＳテレビ・テレビ東京・フジテレビ・朝日放送に、新たに読売テレビが加わり、テレビ局８社が参加することとなりました。 カンヌでは、今年50周年を迎える世界最大級の番組（コンテンツ）国際見本市であるＭＩＰＴＶ（ミップ・ティーヴィー）が、4月8日から開催されます。また、6日・7日には併設のイベントとして番組フォーマットにフォーカスしたＭＩＰＦＯＲＭＡＴＳ（ミップ・フォーマット）が開催され、「TREASURE BOX JAPAN」は、その中でセッションを主催し、参加8局の新作フォーマット番組を発表します。 また、セッション後の懇親ランチにおいて、さらに詳細な内容を売り込む予定です。毎年、世界100か国からＭＩＰＴＶに参加するテレビ局・番組制作会社のバイヤーは、このタイミングに発表される新作に最も注目をするため、本機会は、絶好のアピールチャンスとなります。日本の番組フォーマットは、世界の中でもその"ユニーク"さから「宝の山」とも言われており、欧米がリードする世界のコンテンツ市場の中でも、肩を並べる分野となっています。さらに、いち早く新作をアピールすることで、翌日以降のＭＩＰＴＶやその後のコンテンツマーケットにおいて結実することをめざします。 日本のテレビ局は、海外の見本市に80年代から複数社がブースを出展するなど積極展開していますが、各社ごとの取り組みが中心で、昨年ようやくオールジャパンとしての取組みを開始しました。近年、韓国や中国などが国策としてコンテンツ輸出を年々強化する中で、日本の強みを生かした独自の取り組みをテレビ局側が提唱し、コンテンツの海外展開推進を掲げる政府と連携し文字通り官民一体でのイベントを継続することで、世界の中における日本のマーケットシェアをさらに伸ばしていくことが目的です。 本事業は、平成24年度補正予算により設立された「ジャパン・コンテンツ ローカライズ＆プロモーション支援助成金」（非営利活動法人映像産業振興機構内Ｊ−ＬＯＰ事務局の支援決定を受けており、前回に引き続き官民共同で、日本のコンテンツを国際市場に売り込みます。 今回の取り組みを端緒として、今後、各番組見本市において各社ごとに展開していた販売ブースの位置についても、徐々に同じエリアに集め、近い将来「ジャパンビレッジ」を形成し、日本のプレゼンスを目に付きやすくすると同時に、番組フォーマットを始めとするアニメ・ドラマなどさまざまなコンテンツ輸出の更なる推進を目指す意向です。 【イベント概要】 ＜タイトル＞ TREASURE BOX JAPAN 〜WORLD PREMIERE! BRAND NEW FORMATS! ＜実施日時＞ 2013年4月7日（日） 12：20〜（予定） ＜会 場＞ ＭＩＰＴＶ会場（フランス・カンヌ） ＜主 催＞ TREASURE BOX JAPAN実行委員会（ＮＥＰ／ＮＨＫ・日本テレビ・テレビ朝日・ＴＢＳテレビ・テレビ東京・フジテレビ／ＦＣＣ・朝日放送・読売テレビ）／リードミデム社 （資料） 【今回、新作として発表する作品】（ ）内は原題です ＮＨＫ/NEP 「BrainFlash!」（『伝えてピカッチ』） 日本テレビ 「A-HA!Experience」（「A-HA!体験」『世界一受けたい授業』のコーナー） テレビ朝日 「No Brainer」（『クイズ!スピードキング』」） TBSテレビ 「Athletic Fire」（『炎の体育会TV』） テレビ東京 「What's Daddy!」（『世界で働くお父さん』） フジテレビ 「CLOCKHANGER」(「ぐるっと一周クイズ」『ピカルの定理』のコーナー) 朝日放送 「Far Away Neighbors」（『世界の村で発見！こんなところに日本人』） 読売テレビ 「The Secret is out! Hometown Pride」（『秘密のケンミンSHOW』） |
