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TBS秋ドラマ『大奥』、台湾で翌日放送
海外での翌日放送は日本の連続ドラマで初めて

2012.10.03

TBSの今秋ドラマ『大奥〜誕生[有功・家光編]』*1)(10月12日午後10時スタート)が、台湾で翌日夜のプライム帯で放送される。日本での放送翌日に、海外で日本の連続ドラマが放送されるのは初めて。これによって台湾の視聴者は、日本の最新時代劇ドラマをわずか1日後に楽しめることになる。

台湾で放送するのは、大手ケーブルテレビ、ビデオランド*2)の日本チャンネル「緯来日本台」。日本で10月12日午後10時に初回が放送されたあと、台湾では13日午後10時というプライム帯で放送する。台湾ではケーブルテレビの普及率が2012年6月末の時点で63.89%と高く、日本のドラマの人気は引き続き高い。(台湾のプライム帯は午後7時〜午前零時、時差マイナス1時間)。

ビデオランドでは放送に先駆けて、京都・太秦での『大奥』の撮影を来日取材、出演の堺雅人や多部未華子のインタビューなども行い、今後、台湾で大きく宣伝するなど、現地プロモーションにも力を入れる予定。

TBSテレビではバラエティ番組において、2010年秋、台湾の地上波でEXILEの人気番組『EXE』と、『EXE』の後継番組『EXILE魂』(MBS・TBS共同制作)を日本での放送後、わずか2時間半後に台湾で放送した実績を持っている。この経験を踏まえて今回の連続ドラマの翌日放送が実現した。

こうした日本での初回放送から時間差の少ない海外での日本のコンテンツの露出は、インターネットでの違法配信や海賊版を抑制する効果があり、今後アジア各地に広がりそうだ。TBSテレビは海外へのコンテンツ輸出において、今後も権利者や関係者の理解と協力を得つつ、販売時期の一層のスピードアップを目指す。