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TBS『ブレインサバイバー』南米全域進出

2011.03.01

TBS『ブレインサバイバー』が、全米で子供番組として大人気となっているのを受け、初めて南米全域でもフォーマット制作される事が決定した。

『ブレインサバイバー』は、TBSで2002年に期首期末の特別番組として3話放送されたバラエティー番組。アメリカに「フォーマット番販」され、現地出演者による子供向け番組として高視聴率を獲得。この全米での人気を受け、TBSは南米全域で展開するディスカバリー・キッズ・ラテン・アメリカ社と、幼児向けの南米バージョン26話の制作に合意した。

TBSは、南米において、これまでに『わくわく動物ランド』アルゼンチン版やウルグアイ版を国民的ヒット番組とした他、『風雲!たけし城』や『しあわせ家族計画』等をチリ、アルゼンチン、ブラジル等南米各国でロングラン・ヒット番組として成功させた実績を持つが、今回の様に、南米全域の広域に対してのフォーマット版制作を行うのは初めての試み。

アメリカのフォーマット版は、世界最大規模のキッズ・チャンネルNickelodeon(ニコロデオン)で、一昨年、月〜金の30分レギュラー帯番組として全米放送がスタート。現地版タイトルは、“Brainsurge”(ブレイン・サージ、直訳は「脳に殺到」を意味する造語)。同番組は、ほぼすべての児童視聴者層でシェアを20%伸ばし、全米ケーブルチャンネル同時間帯の2〜11歳、6〜11歳のターゲット層で最大のシェアを獲得した。昨年、第2シーズンが制作されたが、両シーズンとも好調だった事から、第3シーズンの制作も決定している。

『ブレインサバイバー』は、記憶力や知覚を必要とする問題ばかりが出題される4つのステージを16人の回答者が勝ち抜き形式で競い、最終ラウンドを制覇した1人が賞金300万円を獲得出来るサバイバル形式のゲーム番組。アメリカ版は番組の基本コンセプトを踏襲しつつ、子供向け番組として現地出演者により再構成されている。『ブレインサバイバー』は、南米とアメリカ以外にも、韓国とスペインでもフォーマット制作されている。