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ソウル・ドラマ・アワードに続いて TBSドラマ『JIN-仁-』がカンヌMIPCOMバイヤーズ・アワード受賞!

2010.10.06

現在、世界的な国際テレビ番組見本市MIPCOM(ミプコム)が開催されているフランス・カンヌで、昨年10月に放送されたTBS日曜劇場「JIN-仁-」(2009年10月11日〜12月20日毎週日曜よる9時〜)が、カンヌMIPCOM・バイヤーズ・アワードに輝いた。

カンヌMIPCOM・バイヤーズ・アワード(MIPCOM Buyers Award for Japanese Drama)は、国際見本市を運営するリードミデム社が、国際ドラマフェスティバル・イン・東京との連携で主催。フランスなど欧州各国やオーストラリア、UAEなど12ヶ国からの審査員が、民放各局のエントリー作品から、「世界各国の番組を購入するバイヤーが最も買いたい日本ドラマ」を、試写の上項目別に審査、最も高い総合点を獲得した作品に贈られる。カンヌで行われた審査会では「JIN-仁-」について、医者が「サムライ」時代にタイム・スリップすると言う日本的コンセプトや、現代と江戸時代の丁寧な描写が高く評価された。

授賞式は、見本市初日のオープニング・パーティーで行われ、各局エントリー作品紹介後、受賞作の発表があり、受賞したTBS関係者に記念の楯が贈られた。登壇しスピーチを行ったTBSテレビ・新田良一メディアビジネス局長は「「このような素晴らしい賞を頂き感謝している。このドラマは医師である主人公がタイム・スリップする物語だが、医療技術のレベルに差はあってもいつの時代も“人間の愛”は変わらないというのが大きなテーマ。番組というものは国境・民族・宗教を超えてお互いを理解するのに大きな役割を果たしていると思うが、『JIN-仁-』を世界中の皆さんにごらん頂き、この“愛”を感じていただけるよう心から祈っている。」と挨拶、会場の喝采をあびた。

「JIN-仁-」はこれまでに国内外20以上の賞を受賞しており、先月行われたソウル・ドラマ・アワードは、ミニ・シリーズの優秀賞に続いての快挙となる。

「JIN-仁-」は幕末の江戸へタイム・スリップしてしまった脳外科医・南方仁が満足な医療器具も薬もない環境で人々の命を救っていき、その医術を通して坂本竜馬、勝海舟、緒方洪庵ら幕末の英雄たちと交流を深め、いつしか自らも歴史の渦の中に巻き込まれていくという超歴史スペクタクル&SFヒューマンエンタテインメントなストーリー。村上もとか氏原作で集英社「スーパージャンプ」に掲載されている。

TBSは海外への番組販売に40年間にわたり積極的に取り組んでおり、これまでに数百タイトル、数千話に及ぶTBSの良質なドラマやアニメ、バラエティー番組などを、累計で世界120ヶ国以上に販売している。すでに「JIN-仁-」も全世界的に販売しており、TBSは放送局としてだけでなく「コンテンツ・プロバイダー」としても世界におけるプレゼンスを増している。

ソウル・ドラマ・アワードに続いて TBSドラマ『JIN-仁-』がカンヌMIPCOMバイヤーズ・アワード受賞!
ソウル・ドラマ・アワードに続いて TBSドラマ『JIN-仁-』がカンヌMIPCOMバイヤーズ・アワード受賞!