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TBS「ごきげんテレビ」米版がスミソニアン入り

2009.04.16

TBS「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ:面白ビデオコーナー」のアメリカ版が、4月8日(米現地時間、日本時間9日)、米スミソニアン協会の国立アメリカ歴史博物館入りを果たした。スミソニアン協会は世界最大級の博物館群で、今回「AFV (America’s Funniest Home Videos)」が入る国立アメリカ歴史博物館は、アメリカ史にまつわる多数の展示で有名。同博物館には、オズの魔法使いの小道具やセサミストリートの人形等、米エンターテインメントを網羅する「エンターテインメント・コレクション」があり、歴史的な功績を残した作品が展示されている。今回AFVがこれに加えられるのは、アメリカ史の1 ページに名を連ねた事を意味する。 

「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」('86.1-’92.3 放送)の「面白ビデオコーナー」をフォーマット化したAFVは、米ABC(現:Disney/ABC)で’89 年の初回放送以降、今年で放送開始20年目に入る記録的長寿番組で、アメリカ人ならば誰でも知っている程の知名度。80ヶ国以上に輸出されており、世界的な「ビデオ投稿番組」のきっかけを作っただけでなく、近年はYouTube の起源とも言われている。8日(米現地時間、日本時間9日)には、ワシントンD.C.の国立アメリカ歴史博物館で記念式典が行われ、初期の投稿ビデオを撮影したビデオカメラや台本など、番組ゆかりの品々が博物館側に寄贈された。’07 年には、同番組のプロデューサー、ヴィン・ディボナ(Vin DiBona)氏がハリウッド殿堂入りしたが、日本のテレビ番組のフォーマット版制作が評価され、関係者がハリウッド殿堂入りするのも、スミソニアン入りするのも初めての快挙。また、永久展示の同コレクションに、テレビのリアリティ番組が加えられるのは初めて。

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