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カンヌ国際見本市、官民合同イベント
"Treasure Box Japan"で世界にアピール！
2013.04.08
仏カンヌでテレビ番組のフォーマット（注）を紹介する国際的なイベントMIP Format（ミップ・フォーマット）が4月６、７日の両日開催され、TBSなどの日本の民間放送8社は、このイベントで日本政府の支援の下、プレゼンテーションを行った。このイベントはテレビ国際見本市MIPTV（ミップ・ティビー）に先駆けて開かれたもので、各社の持つ番組フォーマットなどを披露して日本のコンテンツを世界に向けてアピールした。 今回ＴＢＳが参加したのは、"Treasure Box Japan〜World Premiere! Brand New Formats!"（トレジャー・ボックス・ジャパン ワールド・プレミア最新フォーマット）。総務省と経済産業省、在京放送局6局と在阪2局の計8局による官民共同のオールジャパン体制で行われたプレゼンテーションだ。総務省と経産省のイベント支援は、昨年秋に開かれたカンヌ国際見本市MIPCOM（ミプコム）に続く第2弾だ。 昼過ぎから始まったプレゼンテーションでは、参加８社が会場を埋め尽くした出席者に対して、海外では初めてとなる最新のフォーマットを紹介した。TBSは、サッカー、水泳などの様々なスポーツ分野で、日本を代表する選手と芸能人が競う『炎の体育会TV』を最新の映像で紹介。特にテニスのマリア・シャラポワ選手との対決や、サッカーのリオネル・メッシ選手（FCバルセロナ）がロボットのゴールキーパーを相手に攻防を繰り広げるシーンでは、客席から歓声が上がった。 各社がそろってVTRの上映と解説をそれぞれ英語で行ったほか、プレゼンテーションの円滑な進行もあって、韓国や中国といったアジア系だけでなく、半数以上が欧米人を含む来場者の関心はかなり高かった。 各社にはプレゼンテーションを見た出席者から番組フォーマットへの引き合いが立て続けにあり、『炎の体育会TV』についても問い合わせが来るなど、商談が活発に行われた。 今回のイベントは、昨秋に続いて世界市場において官民連携で日本のプレゼンスを大いに示した形になった。 |
