シンガポールと初のドラマ共同制作で合意〜本年末に両国で放送〜

2011.10.27

株式会社ＴＢＳテレビとシンガポールのメディアコープは、１０月２７日、ドラマを共同制作することで合意しました。日本とシンガポールとの間でドラマを共同制作するのはこれが初めてです。

ＴＢＳとメディアコープは、今年３月１日に番組の共同制作やイベント開発など幅広い分野での業務提携に向け協議を始める覚書を締結し、検討を重ねてきました。今回の合意は、この業務提携の第一弾となります。

ドラマのタイトルは「ムーンケーキ」。舞台はシンガポールで、災害救助隊に所属するシンガポール人の男性と日本人女性のラブストーリーです。全編シンガポールで撮影します。今年１２月末に日本とシンガポール両国で、１時間の単発ドラマとして放送する予定です。

「ムーンケーキ」とは中華菓子の「月餅」のことで、シンガポールでは中秋の名月を見ながら家族で分け合って食べる慣わしがあり、このタイトルには家族の絆、人と人との絆への思いを込めました。

メディアコープは、シンガポールですべての地上波のテレビチャンネルやラジオチャンネルを運営する総合メディア企業で、放送のほか新聞・出版・映画事業なども手がけています。ＴＢＳはメディアコープとのコンテンツ事業を軸とした幅広い分野での連携により、アジアへのコンテンツ発信を一段と強化し、海外事業の拡大を目指しています。