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TBS『SASUKE』今度はSNSゲームで世界展開
日本のテレビ局初
2011.10.06
世界150ヶ国超で人気の『SASUKE』だが、今度は日本の放送局で初のソーシャルゲーム分野で世界展開を始める。 ゲーム会社3社(株式会社マーベラスエンターテインメント、株式会社AQインタラクティブ、株式会社ライブウェア)が次世代のゲーム業界の多角化を視野に入れ合併し、「株式会社マーベラスAQL」として10月1日発足した。その新会社の注目企画として開発されているスポーツアクションゲーム“NINJA NATION(ニンジャネーション)”〔以下:同ゲーム〕は、TBS『SASUKE』とアメリカ版“Ninja Warrior(ニンジャ・ウォリアー)”とのコラボレーションを図り、Facebookをプラットフォームとした日本オリジナルのソーシャル(SNS)ゲームとしてグローバルに展開する。10月5日(水)ホテルオークラで、3社合併の記者会見と合わせ新会社の目玉企画の一つとして制作発表が行われる。TBSは、今後、『SASUKE』の世界的人気と知名度を生かし、同ゲームの開発を手掛ける『SASUKE』プロデューサーの樋口潮氏や海外取引先を始め、国内外関係各社と世界展開を協業する。日本のテレビ局がソーシャルゲーム分野で「グローバル展開」を手掛けるのは初めて。 同ゲームは、プレイヤーがアバター(キャラクター)を育て、世界中の名所にある建造物や街並みを表現した障害物をステージ毎に攻略していくゲーム。自分のコースを創ってアバターを鍛えたり、他のプレイヤーのコースや世界中のプレイヤーが集まるオフィシャルコースにも参加出来るなど、一人で遊べるのに加えFacebook上で世界中のプレイヤーとも交流出来る。また、一人でアバターを複数保有出来、それぞれに特徴を持たせる事も可能。定期的にチャンピオンシップを開催し、世界ランキングも発表する予定で、バーチャル空間で世界中のプレイヤーと『SASUKE』張りの難関コースにチャレンジ出来る画期的な内容。 Facebook上のソーシャルゲームは日本ではまだあまり知られていないが、全世界でアクティブ・ユーザーが8億人を超え依然増加中のFacebookユーザーのうち、2億人以上が利用する人気で、Zynga(ジンガ)社の“City Ville(シティービル)”は約8千万人、“Empires & Allies(エンパイア・アンド・アライズ)”は約4千万人が利用している。 『SASUKE』は世界153の国と地域に販売され、各国で人気を博す世界的コンテンツに成長。特にアメリカ版“Ninja Warrior(ニンジャ・ウォリアー)”は、今夏、日本のテレビ番組で史上初のアメリカ地上波のゴールデンタイムにも登場し、高視聴率を獲得。放送局G4(ジーフォー)のFacebookの番組ファンページにも既に50万人を超える「いいね!」の登録がありファン数も増加中で、ゲームでの親和性や潜在力も充分にあると判断。TBSは、『SASUKE』のように世界的人気と知名度を持つコンテンツを複数有しており、今後、それらを生かしたゲームや商品化など、番組コンテンツの輸出分野以外でも「グローバル展開」を推し進める。 |