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『風雲!たけし城』、サウジアラビアでの現地制作に基本合意

2017.11.24

©AFPBB News / TBS


中東サウジアラビアの王族と駐日大使が、TBSの『風雲!たけし城』のサウジアラビアでの現地制作に向けた契約調印のため、24日、TBS本社を訪問しました。

今回TBSを訪れたのは、サルマン国王の勅命で王宮のアドバイザーに任命され、スポーツ庁長官でもあるツルキ殿下(His Excellency Mr. Turki Bin Abdulmohsen Al Alsheikh)と、フェサール王子 (His Royal Highness Prince Faisal bin Bandar bin Sultan Al Saud)、そしてアハマッド駐日全権大使です。

フェサール王子は、2015年5月にTBSを訪れ、同王子が会長を務めるBanader Gulf Media社を通じて、『SASUKE』の中東現地版“Arabian Ninja Warrior(アラビアン・ニンジャ・ウォリアー)”を制作した実績があり、今回ツルキ殿下とともに、TBSへの表敬訪問が実現しました。

今回の訪問では、『風雲!たけし城』のサウジアラビアでの現地制作に関するオプション契約に両者間で調印、2年前のTBS訪問以降の『SASUKE』現地制作への協力と支援に対しての御礼が述べられるなど和やかな雰囲気で、相互協力関係に関する意見交換がなされました。この契約調印により、『風雲!たけし城』の中東と北アフリカのアラビア語圏向けの現地制作に向けた作業が本格化します。

日本とサウジアラビアは、今年3月のサルマン国王来日時の安倍総理との首脳会談において、両国の9分野に及ぶ経済協力強化に向けた『日・サウジ・ビジョン2030』に合意しています。日本の放送局であるTBSと、サウジアラビアとの今回の放送コンテンツ輸出を通じた文化交流には、日本政府も関心を寄せています。

『風雲!たけし城』は、これまでに159の国と地域で放送実績があり、“Takeshi’s Castle(タケシズ・キャッスル)”として世界でも人気が高く、日本の放送コンテンツ輸出で最も成功した作品の一つとしても知られています。近年、タイやインドネシア、ベトナムで新たな現地版制作が実現した他、メディア最大手Viacom(バイアコム)社系の英Comedy Central(コメディー・セントラル)社とは、今年、タイ版“Takeshi’s Castle Thailand(タケシズ・キャッスル・タイランド)”の映像を元にした、英語版の世界配給で合意しています。先月、イギリスを皮切りに始まった放送では、同局の放送当日全日一位を記録。今回のサウジアラビアでの現地制作契約調印で、世界的人気に拍車がかかりそうです。
 

©AFPBB News / TBS


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