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TBS『SASUKE』米版スピンオフ番組、米「デイタイム・エミー賞」3部門ノミネート

2019.04.27

『SASUKE』米版"American Ninja Warrior"スピンオフ番組"American Ninja Warrior Jr."番組ロゴ



TBSの大型スポーツエンターテインメント番組『SASUKE』のアメリカ現地制作版“American Ninja Warrior(アメリカン・ニンジャ・ウォリアー、以降:ANWのスピンオフ番組“American Ninja Warrior Junior、以降:ANW Jr.)が、映画の「アカデミー賞」、音楽の「グラミー賞」と並ぶ、テレビで最も権威のある賞の1つ「エミー賞」の主要カテゴリーである「デイタイム・エミー賞」(午後2時~同6時の放送番組が対象)3部門にノミネートされた。

今回ノミネートされたのは以下3部門:

Outstanding Children or Family Viewing Series (傑出した子供/家族視聴シリーズ)

Outstanding Daytime Promotional Announcement - Topical (傑出した話題の日中のプロモ発表)

Outstanding Technical Team (傑出した番組技術チーム)

各部門には“Sesame Street”(セサミストリート)や
“Jeopardy!”など、世界でもお馴染みの番組56作品が最終ノミネートされている。授賞式は55日、パサディナ・シビック・オウディトリアム(南カリフォルニア)で行われる。

ANW Jr.は、アメリカの地上波NBCのプライムタイムの看板番組の一つとして、今年11シーズン目を迎えるANWのスピンオフ番組1。関連番組(ANW“Ninja vs. Ninja” 2)には18歳以上という年齢制限があるのに対して、ANW Jr.は、9歳~14歳までの子供達が主役。年齢層ごとに2人ずつが、並列の同一障害コースを、途中、コースアウトしないように速さを競う、勝ち抜き競争。昨年10月に、子供向けの“Universal Kids(ユニバーサルキッズ)チャンネルで、レギュラー番組として放送開始され、人気となっている。

ANWは視聴者層の年齢や性別を問わず、家族が一緒に安心して観ることのできるファミリー・エンターテインメント番組としても知られている。特に、若年層間での人気はすさまじく、子供達が将来なりたいもののランキング上位に、Ninja Warrior(ニンジャ・ウォリアー)が入ってくるほど。全米に約1,500の大規模店舗を持つ流通最大手のTARGET(ターゲット)は、全店舗に、ANWの子供向け商品専用の特設棚を設けている。ANW Jr.は、この若年層の人気を受けて誕生したとも言える。

『SASUKE』はこれまでに165ヶ国・地域で放送された他、「フォーマット販売」による現地版制作も21ヶ国にのぼっている。アメリカでは、2006年に全米ケーブル局で放送開始以来、今年、地上波NBCでも放送開始8周年目を迎え、同局の看板番組になっている。「商品化」によるANW関連グッズは、アパレルからスポーツギア、子供向けのおもちゃまで、既に100種類を超えるほか、全260ページに及ぶノベライズ本の発刊、世界的に有名なブランドでもあるLEGOTOYOTAに加え、『ザ・マミー 呪われた砂漠の女王』(主演:トム・クルーズ)や『ミニオンズ』など多数のハリウッド映画ともタイアップするなど、日本の実写コンテンツとしては前例のないマルチ展開を実現している。

『SASUKE』を含むTBS作品の世界展開の関連情報は、TBS海外事業公式Facebookでも最新情報を提供している。


※ 1「スピンオフ番組」

既存の番組(今回の場合ANW)から、派生的に制作された番組。元の番組の人気が高い時に、その番組を踏襲しつつ、類似した内容や設定、キャストなどで制作される番組。

※ 2 “ANW: Ninja vs. Ninja (アメリカン・ニンジャ・ウォリアー:ニンジャ vs. ニンジャ)” 

2016年1月にデビューした、ANWの最初のスピンオフ番組“Team Ninja Warrior(チーム・ニンジャ・ウォリアー)の後継番組。地上波USA Networkでシーズン3を迎える。ANW Jr.は、この番組の子供バージョンとも言える。

【参考】

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